2022年度 シンポジウム

「長野県は宇宙県」の天文史100年と市民科学

シンポジウム概要

学術は大学や研究機関だけによるものではなく、市民による実践である市民科学とともに展開してきました。天文学においても市民科学の貢献は小さくありません。長野県諏訪地方では100年前に子どもたちが諏訪天文同好会を立ち上げ、参加した人々が変光星や太陽の長期的な観測を実行し、またそこから著名な天文学者が巣立ちました。天文学において市民科学はどのような役割を果たしてきたのでしょうか。現在そして将来に向けて市民科学には何が期待されるでしょうか。諏訪地方の市民科学を中心に、天文学の発展との関係をとらえてみたいと思います。

基本情報

日時2022年11月18日(金)10:00〜17:00
会場諏訪市駅前交流テラスすわっチャオ(JR上諏訪駅前 アーク諏訪3階)
プログラム

10:00〜10:30 プロジェクトの紹介

  • シンポジウムの主旨説明…大西拓一郎(国立国語研究所)
  • 「長野県は宇宙県」…大西浩次(長野工業高等専門学校)
  • 天文文化研究会活動紹介…陶山徹(長野市立博物館)

10:30〜12:00 長野県の天文史と市民科学

  • 諏訪天文同好会の活動の変遷…茅野勝彦(諏訪天文同好会)
  • 茅野市八ヶ岳総合博物館アマチュア天文史資料の紹介…渡辺真由子(茅野市八ヶ岳総合博物館)
  • 市民科学(シチズンサイエンス)という新たな意義付け―諏訪清陵高校天文気象部を例として―…野澤聡(獨協大学)
  • 会誌から見たアマチュア天文同好会の活動―大阪市立科学館の所蔵資料から―…嘉数次人(大阪市立科学館)

13:00〜14:45 変光星観測

  • 諏訪天文同好会の変光星観測…大西拓一郎(国立国語研究所)
  • 日本のアマチュアによる変光星観測…渡辺誠(射水市新湊博物館)
  • 日本における変光星についてのプロとアマチュアの共同研究…野上大作(京都大学)

15:00〜16:45 太陽観測

  • 黒点数再較正と信州黒点観測記録群…早川尚志(名古屋大学)
  • 長野県における近代太陽観測の歴史…日江井榮二郎(国立天文台)
  • 太陽の長期変動と地球環境…桜井隆(国立天文台)

16:45〜17:00 議論と総括

参加申込
  • 参加費無料
  • 対面とオンラインの併用で実施します。
  • 当日の模様はオンラインの録画により公開します。公開を了解の上でお申し込みください。

※今年度のシンポジウムは終了しました。

参加申込フォーム
主催
  • NIHU広領域連携型基幹研究プロジェクト国立国語研究所ユニット「地域における市民科学文化の再発見と現在」
  • 「長野県は宇宙県」連絡協議会
共催
  • 研費基盤研究(C)(一般)「市民科学として読み解く「長野県は宇宙県」の天文文化」
    (代表:長野工業高等専門学校 大西浩次)
  • 名古屋大学宇宙地球環境研究所
    (所長リーダーシップ経費「過去の太陽地球環境のアナログ観測記録のデータレスキュー」)
後援
  • 諏訪天文同好会
  • 長野県天文愛好者連絡会
  • 長野県プラネタリウム連絡協議会
  • 日本公開天文台協会
  • 日本プラネタリウム協議会
  • 長野県